攻略順:雛多→椛→雪月→ベスリー → 瑞羽
お勧め:誰から始めても問題ないかと思いますが、瑞羽を最後に持ってくるのがいいかな。
蒼井雛多
好奇心旺盛でノリがよく、ムードメーカー的存在。
将来なりたいものが多い夢多き女の子。動物が好きで中でも犬が好き。
おしゃれ好きで、制服などを独自に着崩したりしている。
いかにもな「ギャル」という感じではなく、ギャル系(ファッション)を取り入れた感じですね。
主人公の義妹の雪月とは同学年で同じクラスメイト。行動を共にすることが多い。
雛多ルートは、雛多の性格が途中でぶれる事なく最後まで行ったのは良かったですね。
らしいシナリオだったのではないでしょうか?個人的には嫌味が無く、好いキャラでした。
雛多は学園編からでも問題ない様な…と思いましたが、中学編で大事な切っ掛けがありましたね。
あと雪月の精神的支えになっているという役割も。主人公と雪月の距離を縮めたのにも一役買ってますね。
名白椛
演劇好きで、自分が読んでいる本を台本代わりに、自分の世界=舞台に入り、演じる程の演劇好き。
少々危なっかしいところもあるが、根は優しく真面目な女の子。
主人公のクラスメイト。中学編では席が隣。
椛ルートは、椛は良いんですが主人公がちょっと。(学園編までは良いんですけどね)
あくまで個人的な印象ですが、
他のヒロインの時の主人公は、悩みながらも最初に選択した道を進んで行き
ヒロインを支えるんですが、椛ルートではどこかフラフラしてる感じで、読んでいて何とも言えない気分に。
最終的には軌道に乗った様ですけど。悩みながらの道探しを表現したかったのかもしれませんね。
まぁ最悪、2人で椛の実家=洋食屋を継ぐという道も残されていますし。
というか主人公が料理人の道に進み、椛の手助けをして行くというベタな展開でも好かったような。
数年後辺りで、宣伝も兼ねて料理がメインの舞台を行い、実際に主人公が劇中の主役を演じるとかも面白そう。
新見雪月
主人公とは義理の兄妹関係。主人公の父親と、雪月の母親との連れ子同士の再婚。
最初は何処か距離感のある間柄。
大人しいながらも、気配りが出来る子で努力家。主人公の事に関しては鋭い。
好きなものはお菓子。雛多とは同級生で同じクラスメイト。一緒に行動する事が多い。
雪月ルートは義妹、三部作設定が良く活きていたと思います。
出会って惹かれて、恋人どうしになり、将来を誓い合う。と三部作が上手く活きていたと思います。
こんな義妹シナリオが見たかった。というのをやってくれて満足です。
(これは長編ならではのモノですね。上手く活かせていたと思います。
最初から関係良好も好きですが、ぎこちない状態から徐々に…というのも良いですね)
そういえば唯一出て来ないんですよね、途中からのキャラが。他のヒロイン√では出て来るんですが。
出すと、かえって物語のテンポが乱れそうだから出さなくて正解なのかも。
ベスリー・ローズ・ディズリー
遠くカナダからやって来た転校生。転校初日に主人公と出会う。
物静かで絵を描くのが得意。何処か遠慮がちで、周りと距離を置いている。
初日からクラス内で孤立気味になっている処を、椛と主人公に助けられる。
日本語は勉強中で、拙いながらも主人公たちと会話をしていく。
徐々に心の氷が解けて行く過程が丁寧に書かれていたと思います。
学園編が凄く良かったです。途中ヤキモキしましたが。
アフターは仕方がないと思う。あそこから卒業まで長々とやられたら…
(でも、個人的には面白かったです。急に海外のホームドラマっぽくなって)
そう考えると、あれでいいのかな。
ベスリーのエンディング良いですね。エンディングで良いなぁと思ったのは初めてでした。
あと出来ればアフターで例のリベンジが見たかった。ちょっとだけ期待していたんですけどね。
如月瑞羽
主人公とは幼少の頃からの付き合いで、主人公よりも1つ上の幼なじみ。
フィギュアスケート選手で、フィギュアの留学を終え日本に久しぶりに帰って来る。
日本でも有名で人気があり、学内でも当然有名人。ただし、本人はその事を、距離感を悩んでいる節がある。
瑞羽も三部作が上手く活きていたと思います。
ただ、全編通して悪くは無いんですが、描写不足が多い印象。何故そこを省く?
そこを見たいんだけど!…と言う処が多々。特にラスト付近。確かにキレイに収まってるけど…。
表現するのは難しいと思うけど、CGとカットインの多様とかで緊迫の場面を演出してほしかったなぁ。
メダルを争う2人の一枚絵は必要だったと思う。一番の見せどころなのにアッサリすぎ。
キスアンドクライで得点を待つ場面とかもほしかった。
ライバルの衣装を着た立ち絵が無いのもマイナス。いちゃらぶに関しては充実してますが。
最後に
これはどのルートにも言える事ですがCG枚数が足りない。
大事だと思われる場面が、立ち絵だけで済まされている事が多くて残念。
前作もそれ程多くなかった様な気がしますが、見せ方が上手かったのかも?
まぁ一番の原因は、二部と三部の違いでしょうね。
文章と立ち絵で楽しませるのもそうだし、絵で楽しませるのも重要だと思う。
味気ない、単調だ…と感じる人の原因の一つに、CG=絵が少ない事があると思う。
例として、雪山で遊んでいる所や、hololoでの集合絵とか。
あっても良さそうな所に絵が無い。あると無いとじゃ大分違うと思うのは私だけでしょうか?
そうは言っても描くのも大変だと思いますが…。
今回の試みは悪くなかったけど、やっぱり二部構成の方が良いかもしれませんね。
その分、内容が濃くなりそうなので。次回作があるかどうか分かりませんが
次は二部作に戻してもらいたいです。2年後?に期待。唯々月たすくさんにも再び参加してもらいたいですね。
なにもないんだよもん