エイプリルフール特別企画
「サマー・ラディッシュ・バケーション!!」
高速道路が近くに出来てから、客足が少し遠のいた観光海岸。
そこに一件のドライブ・イン兼海の家がありました。
お店の名前は「サマー・ラディッシュ」
双子に見えるけど、双子じゃない、
看板娘の「伊能 舞」（いのうまい）と「伊能 踊子」（いのうようこ）
そして若くて美人と近所でも評判の、オーナーでもあり舞の母親「伊能 神楽」（いのうかぐら）
毎年一夏だけ、近所でも評判の美人母子で経営してました。
ところが今年の夏休み、一人の男の子がこのお店にやってきます。
男の子の名前は「間 瞬」（はざましゅん）
家庭の事情で夏休みの間だけ、お店を手伝う条件でお世話になりにやってきました。
にぎやかで楽しく、ちょっぴり切ない、夏の休暇が始まろうとしていました。
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| 伊能 舞 （いのう まい） 『サマーラディッシュ』でアルバイトしている女の子で、 店長である神楽の娘。 主人公とは同い年。 荷物を運ぶ最中に、主人公とぶつかり、 さらに親しげに話しかけられて、ナンパと勘違いして怒ってしまう。 主人公に対して、いつも怒っているものの、 段々気になるようになってきて・・・ |
伊能 踊子 （いのう ようこ） 『サマーラディッシュ』を手伝いに来る女の子。 普段は、母のやっているドライブイン 『スノーラディッシュ』を手伝っているが、 夏の間だけ毎年『サマーラディッシュ』を手伝いに来る。 姉の神楽とは随分歳が離れており、 舞にとっては叔母にあたるが同い年。 舞とは、姉妹どころか双子のように育ったため、とても仲が良い。 主人公とは、最初からウマが会い、いつも親しくする。 |
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| 伊能 神楽 （いのう かぐら） 『サマーラディッシュ』を切り盛りする店長にして、舞の母。 舞が生まれる前に婚約した婚約者が忘れられず、今でも待っている。 主人公のことも、幼いころから知っており、優しく面倒を見てくれていた。 少しおっちょこちょいで、明るい性格だが、 時折婚約指輪を眺めながら、物想いにふけることがある。 |
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| 間 瞬 （はざま しゅん）： 主人公。榊野清陵学園１年生。 母の友人である伊能神楽が切り盛りしている『サマーラディッシュ』へ、 夏の間住み込みでアルバイトをすることになる。 少し優柔不断だが、平凡な学生。 |
間 初花 （はざま はつか） 主人公の母。 恋人である、止と再会し、ちょくちょく家にも呼ぶ。 それが瞬には気に入らない 神楽とは幼なじみ。 |
| 沢越 止 （さわごえ とまる） 瞬の母の恋人。医者にして、実業家。 母と過ごしているかと思いきや、 時折『サマーラディッシュ』にも訪れる。 昔、神楽と何かあったらしい。 それだけでなく、舞と踊子にも気がある様な素振りを見せており、 主人公は止を追跡して、止の魔の手から救おうと孤軍奮闘する。 |
沢越 智正 （さわごえ ともまさ） 止の息子。 止に連れられて、『サマーラディッシュ』にアルバイトにやってくる。 父親に似ず、女性に対しては内気だが、 主人公とはうち解けて、仲良くなる。 |
その頃ちょうど、母の友人がやっている海辺のファミリーレストラン『サマーラディッシュ』に、
夏休みの間だけ手伝って欲しいと頼まれたため、渡りに船と、住み込みのアルバイトに行くことにします。
道中、同じく『サマーラディッシュ』へアルバイトへ行くという女の子”伊能 踊子”と出会い、
『かわいい女の子と夏休みの間一緒にバイトできる！』 と期待に胸を膨らませますが、
踊子は携帯に「母が産気づいた」と連絡が入り、一度引き返すことになってしまいます。
仕方なく、また一人で『サマーラディッシュ』へ向かう途中で、大荷物を持った女の子とぶつかります。
ぶつかった女の子は、髪型や服装が違うものの、よく見ると踊子です。
つい嬉しくなり、親しげに話しかけると、女の子は荷物のこともあり、怒り始めます。
よくよく話を聞いて、踊子にそっくりではあるものの、”伊能 舞”という別人だとか。
慌てて非礼を詫びて、荷物を運ぶのを手伝うものの、女の子の機嫌は直りそうにありません。
途方に暮れた主人公と女の子が、荷物をもってたどり着いた先は、なんと、主人公の目的地『サマーラディッシュ』だったのです。