珍しいというか不思議な感じだったかな。
例えるなら一足飛びで本編とFDの両方こなした気分。
各ヒロイン1人1人にスポットが当たる前までが共通で
それ以降が各ヒロインの個別シナリオ。
で、その後の話がFDみたいな感じ。
グラフィックや動く背景はさすがですね。
神話や遺跡云々はなしで、真夏は幼い頃に一度だけ会っただけ
という設定でよかったかも。
で、各ヒロインが主人公と恋人になる以外に叶えたい
もう一つの願いを叶えていく話。
シナリオは歌音が一番良かったですね。
(恋人後も短いけど壁にぶつかり乗り越えるイベントがある)
過去描写、コンクールで主人公の演奏を聴いたときの思いや
初対面の思いなどを入れてほしかったかな。
恋人後の楽曲作り、ここがメインのはずなのにサラッと流れてしまい残念。
いろんな所を巡ったり、話し合いながら取り組む2人が見たかったですね。
出番も多いし唯一、夏に奏でる僕らの詩に絡んでますし
真のヒロインは歌音かな?
次いで果歩
笑顔を失ってしまった原因、そんな中での
マリィとのやりとりの過去描写などを入れてほしかったですね。
度胸を付ける意味で主人公と望んだ舞台
あそこは省かないでほしかった。
個別ではマリィが絡んでもよかったかな。
恋人後の積極的な果歩は可愛い。バカップルの一言ですね。
ほのかは、残念なシナリオ。
他のヒロインを進めているときの、ほのかの話の核である
月下美人の話、他のルートでは盛り上がるのに、ほのかのときはイマイチ。
個別の展開も、いき違いは入れる必要なかったと思う。
真夏は、幼なじみというか、手のかかる年下の妹みたいな感じですね。
幼なじみの中では天真爛漫で明るくストレートに思いをぶつけ
思い通りにならないと我が儘になるところが微笑ましい。
シナリオ中、いつ家族との再会を持ってくるのかな?と期待してましたが
結局対面することもなくそのまま終わってしまい残念。
一番おもしろいキャラで楽しいルートでした。
なにもないんだよもん