★ 第1章

	・「ならば、ひざまずくが良い。〜
	・――どうしてだろう?〜
	・――なんだろう。〜
	・「あ、そうじゃ」〜
	・「……一人で屋敷の〜
	・「ほほう……〜
	・――その時、鈴の音が響いた。
	・「“鬼”とは、〜
	・「……いったい、何のお話しを〜
	・「……こまさんですのね?」〜
	・「なんで……あんな事を?」
	・「とはいえ、これから先〜
	・「……お兄さまもご一緒されます?」〜
	・咄嗟だった。〜
	・「やっ……」〜
	・「おっ……お兄様!」〜

	・「……なんでまた?」急な申し出に〜
	・「……でも、なんだか〜
	・「ねえ、由。〜
	・「でも……由。〜
	・「座りましょう? お兄様」〜
	・「こっちは……燕子花こりす」〜
	・「……ただいまですわ、お二人とも」〜
	・「……何だと?」〜

	・「……ど、どこかお出かけ?」〜
	・「ま、そう落ち込むなよ。〜
	・「……こまさん達も、〜
	・「ふふっ……」
	・「こりす……」



★ 第2章

	・ぽんぽん、と僕は彼の肩を〜
	・「――素朴な疑問なんだけど。〜
	・「こんな玄関先で〜
	・「今更、本殿に物を置くのが〜
	・「しかし……どうやったら、〜

	・「もう解決した問題なら、〜
	・突然の事だったけれど、〜
	・僕は左側の〜
	・「……別に、嘘でも本当でも〜

	・「……いったい、どういう生活を〜
	・「確かに古いとは思ってたけど……〜
	・「よう」〜
	・「いや、違う違う。僕らは〜
	・「紫縁祭……」〜

	・「こっ……こま、もう一回〜
	・「じゃあ、こま……鏡架さんに〜
	・「………」〜
	・その日は、そんな風にして〜

	・「しかし、本当……〜
	・「あら。紫縁祭って〜
	・「……なんつーか、〜
	・「こま……いいかい?」〜
	・「む? なんじゃ〜

	・「――式神ですわ」〜
	・「なんじゃあやつは。〜
	・「じゃあもしかして、〜
	・「どうかな。もし本当に〜

	・「あら、お兄様。〜
	・「いや、その服は……」〜
	・「じゃあ、案内してくれて〜
	・「あれ? でもお兄ちゃん、〜

	・「……なんで」〜
	・「御神体、か……」〜
	・「あ、いや。誰が置いていったのかも〜
	・「あの時、お兄様を〜
	・「むう……」〜

	・でも――何でだろう。〜
	・「巫女舞いって、確か〜

	・「ああ。そういやさっき、〜
	・「何も、こんな日にまで……」〜

	・(……やっぱり、自信が〜
	・「あっ……」〜
	・「いっ、いや! いいよ。〜
	・「……昔は、よく〜

	・それから大きく深呼吸して〜
	・僕は隣の〜
	・「……じゃあ、みんなは〜

	・僕はこりすを追った。〜
	・「こまさんは怒って下さらないから。〜



★ 第3章

	・「……こまさんを見ておられなくて〜
	・「……いや。僕の方こそ〜
	・――その眼差しに、〜

	・(……あれ)〜
	・「……行こう」〜
	・「……い、いいですわよ……お兄様。〜
	・「……あのさ、由。〜
	・「――まったくですわ」〜

	・「……そうかな。〜
	・(……目を覚まして、こまさん)〜

	・「……あれ……? こりすさん…〜
	・「……お兄様?」〜
	・「それって、付喪神とか〜
	・「何故……庇いますの?」〜
	・「おっ、お兄様。〜
	・「……はいはい。〜

	・「……ふふっ。あはははっ」〜
	・「……こりす? どうかした〜
	・「…………」〜
	・「……っ……と、お兄様の眼の〜

	・「こりす。昨日、僕に〜
	・「……お兄ちゃんは〜
	・そこには、遠慮がちに僕の手に指先を重ねる、こりすの姿があった。
	・「ん……でも、やっぱり僕らに〜

	・こまの服装は、巫女装束に〜
	・「……離れるって言っても〜
	・「さー。メシじゃ〜
	・「――あら。遂に〜
	・「それとも、僕の個展の〜

	・「……お兄様」〜
	・「あれ……由は、〜
	・その前に、庇うように由が立ちふさがった。

	・「全一はどうして、〜
	・「……はい」〜
	・「……明日。必ず、〜
	・「じゃあ……起こしてもらおうかな」



★ 第4章

	・「おお、どうじゃ?」〜
	・「……お兄様」〜
	・「じゃあ……こりすの事も?」

	・「何か、思い当たる〜
	・「……あの娘と〜
	・「こり……す……」

	・「ああ……ありがとう」〜
	・「くっ……!」〜
	・「おにぃ……さま……」〜   ※ 最後の選択肢を変えると Bad End



☆ こりす End